バイク盗難防止に役立つディスクロックの性能と使い方

制動部分

ディスロックを買う前に知っておきたい知識

バイクの防犯グッズとして便利な人気商品の一つに「ディスロック」があります。
「ディスロック」とは簡単に言うとバイクのタイヤ部分にあるディスク部分に器具を装着させることで鍵をかけ、持ち運びできなくしてしまうという製品のことです。

一般的なグッズということもあってかなり多くのメーカーから販売されていますが、購入前にはどういった特徴のある製品かきちんと調べておくことをおすすめします。

というのもディスロックとして販売されている製品にもいくつか種類があり、バイクの車種によっては取り付けすることができない場合があるからです。

ですのでネット通販をする時などは特にどういったバイクに適合するかということを調べてからでないと全く使い物にならないということもあります。

まずディスロックを購入する以前に確認してもらいたいのが、自分のバイクのタイヤについているディスクです。

ディスクというのはタイヤ・ホイールの内側に設置されている円盤状のプレートのことで、通常複数の穴があいています。

この「ピン穴」に金具を挟み込むようにして差し込んで使うのがディスロックですので、仕様によりディスクに穴がついていないバイクにはそもそも設置ができません。

次にそのディスクの穴が外周からどれくらい離れているかや、ディスクそのものの厚みがどのくらいかにより、取り付けができないモデルも出てきます。

国内で販売されている純正品のバイクであればそれほど気にすることはないと思いますが、輸入バイクや改造バイクなどではまれに全く異なる仕様をしていることがあるので十分に注意をしてください。

ディスロックの取り付け方と使用シーン

サイズがきちんと適合すればディスロックは非常に便利に使えます。
ディスロックとして販売されている製品は対応ディスク厚やピン穴への距離がきちんと記載されていますので、そちらを見て購入する製品を選びましょう。

ほとんどの市販されているディスロックは手のひらに乗るくらいの小さな金具で、それを差し込んでロックをすることで設置完了します。

安いディスロックはは自転車のチェーンロック同様に単にバイクの車輪を動きにくくするという目的で使用されますが、高度な製品になるとアラームなどよりセキュリティの高いしくみが導入されています。

またディスロック本体に使用されている素材によっては、防錆加工がされていたり、よりバイクのディスクを傷つけにくいようなしくみをしていたりします。

安いものならば数千円から購入できますが、より高性能のもので選ぶと数万円クラスのものも出てきます。
ただし防犯性能は非常に高いので、外出時の駐車に簡単に持ち運ぶことができます。