マットカラー塗装のお手入れ方法

イエローバイク

マットカラー塗装の特徴とは?

バイクは、ピカピカに輝いてこそかっこいい!そんな価値観を覆したのが、マットカラー塗装というものです。
いわゆるツヤをとことん消した塗装で、個性的なおかつかっこいい印象を与えます。

誰とも被らない、自分ならではのバイクを楽しみたい!という方は、マットカラー塗装を検討しているかもしれません。
では、マットカラー塗装には、どのような特徴があるのでしょうか?

まず、マットカラー塗装をすることの最大のメリットは、個性的なビジュアルが手に入るということです。
重厚感のある見た目で、非常にカッコイイデザインになります。
ツーリングをしていても、注目を集めること間違いなしでしょう。
特に、大きい車体になればマットブラックなど、つや消しすることで迫力感のある存在になります。

では、マットカラー塗装をすることには、どのようなデメリットがあるのでしょうか?

まず、マット塗装したボディは、どうしてもホコリや汚れがつきやすくなるということです。
これは、マットカラー塗装独特の凹凸が原因です。

凹凸を作ることは、マットカラー塗装に欠かせませんが、細いこの凹凸の間に、ホコリや汚れが入りやすくなるんです。
汚れがついたら、洗ったり拭き取れば良いという簡単な問題でもないので、お手入れにも手間がかかります。

マットカラー塗装のお手入れ方法

では、マットカラー塗装のバイクはどのようにお手入れすれば良いのでしょうか?
まず、覚えておきたいのはワックスがけ厳禁だということです。
そして、コンパウンドやブラシを使わないことも、マットカラー塗装のお手入れの上で、見逃せないポイントです。

これらのアイテムを使ってしまうと、独特の凹凸のある塗装面に入り込んでしまい、完全に拭き取れなくなるため、ムラなどが生まれてしまいます。

マット塗装をしているバイクの場合、軽い汚れなら、水で濡らした柔らかい布で軽く拭き取りましょう。
油分が付着している時には、マットカラー専用クリーナーなどの専用アイテム使用してお手入れしてください。

マットカラー塗装のポイント

実は、DIYで自分の愛車をマットからトスをしている方もいます。
厳密に言えば、自分でできないこともないのですが、プロに依頼する場合と比べると、やはりクオリティは下がってしまいます。

また、作業にかかる時間も、かなりの工程と時間を要するため、完成するまで愛車に乗れないということになります。
普段バイクに乗らないという方であれば問題ありませんが、通勤や通学に必要な方であれば、自分での塗装はやはり難しいでしょう。

自分で簡単にマットカラー塗装を行いたい方は、市販の缶スプレータイプのものでカーラッピングのお試し版のようなものを楽しめます。
数千円なので、お手軽に楽しむことができるだけではなく、カーラッピングと同じように塗った後で剥がすことが可能です。