ウインカーの交換

ウインカー交換で用意するもの

ライト類はカスタマイズをする上で基本となるパーツで、小さくても見た目の変化が大きいです。
また、様々なカスタムパーツが存在するので、自分の好みに合った個性的な見た目にしやすいという点もあります。
そこで、まずはウインカー交換からしてみようと考えるカスタム初心者は多いです。
それほど難しいものではありませんし、交換方法を覚えておくと電球切れの時の整備なども楽にできるようになりますのでぜひ習得したいものです。

ウインカー交換に必要なものはそれほど多くありません。
工具としては、スパナレンチが必要です。
車種によって大きさが異なることがありますが、たいていの場合は10mmと12mmの両口のスパナがあれば事足ります。
あとは手回しのプラスドライバーで、大きさの異なるネジが使われていることが多いので、1番と2番の両方を用意しておきましょう。

そして、新しいウインカーです。
配線や電圧、サイズなどによって適合しないものもありますので、事前に自分のバイクに取り付けられるものかをチェックしておく必要があります。
また、バルブの形式が異なるケースもありますから、もし適合品を探すのが面倒であればそれぞれの車種専用のウインカーを選ぶと良いでしょう。

ウインカー交換の注意点と手順

ウインカー交換に当たっての注意点は、まず配線は慎重に扱うということです。
細い線がギボシで固定されているだけですので、強い力を入れて引っ張ったり曲げたりすると外れることもありますし、断線しやすくなります。
多少古いバイクだと、ウインカーを取り外す際に錆などのせいで外れにくいことがあります。
その場合でも無理やり引っ張るようなことはせず、慎重に作業をしましょう。

ネイキッドバイクの場合、ウインカー配線はライトレンズの中にあります。
そのため、まずはライトレンズをスライドさせて外します。
次にウインカーの配線を外すのですが、ギボシは両側の下を指で押し込むようにして押します。
指が入るなら両手の親指で押すと、力が入りやすくなります。
その後、ウインカーを固定しているナットを緩めて外します。

次に、新しいウインカーを取り付けます。
説明書通りにステーと本体を組み立て、最初に配線を穴に通して、ギボシ側に回しておきます。
そしてステーをバイク本体に取り付けますが、この際、角度が正しくなるように少しバイクから離れたところからチェックしてみましょう。

ウインカー本体の角度が決まったら、配線をします。
ギボシを締結していくのですが、それぞれの端をしっかりと差し込んで奥まで入ることを確認します。
そして、配線が正しくできていることを実際に点灯して試します。
この作業をもう片側のウインカーで行えば、終了です。