モトグッチ (イタリア) SLbik7uk モトグッチの歴史はイタリア空軍での出会いから 根強いファンも多いイタリアのバイクメーカー、モトグッチの歴史は、イタリア空軍での出会いから始まります。 バイク好きの少年カルロ・グッチ、資産家の息子ジョルジオ・パローディ、そしてバイクレーサーであったジョバンニ・ラヴェッリの3人が出会ったところからモトグッチの歴史はスタートしたんです。 この3人は、第一次世界大戦中にイタリア空軍で出会いました。 大戦中に、「戦争が終わったら、一緒にバイクメーカーを作ろう!」と意気投合し仲良くなったわけです。 しかし、終戦直後にバイクレーサーだったラヴェッリ、飛行機の事故で亡くなってしまいます。 それでも3人での約束を果たそうと奮起したグッチとパローディは、決意どおりバイクメーカーを立ち上げたのです。 シンボルにイタリア空軍が使用していた鷲のマークが用いられているのは、この3人の絆の証なんです。 そして終戦後の1919年に彼らは、初号機となる【G.P.】を完成させます。 これはグッチとパローディの頭文字から取られたものです。 しかしパロディがその名前を得ることを拒んだことから、その後、車名は【MOTO GUZZI】と名付けられました。 この二人の相性は抜群で、アイデアとデザインに溢れるグッチとセールスやレース活動との相性が抜群だったパローディは着々と勝利を重ねていきます。 メーカー創成期からレースでは頭角を現し、すぐに注目を集めました。 ワールドチャンピオンシップでも連勝するなど、数々の実績を積み重ねていったんです。 しかし、1957年、第二次世界大戦後に、全てのレース活動から撤退してしまいます。 レースの活動資金が会社経営を圧迫していたことが、原因とされています。 創始者の死、パローディ家の破産宣告などにより経営が悪化し、国営に移管されることとなりました。 その後、現代のモトグッチを支えると言っても過言ではない縦置きV型二気筒エンジンが開発される時代になります。 モトグッチはその後、アプリリアの傘下を経てピアッジオグループに属しバイクメーカーとして生き残りました。 現在も北イタリアの工場でモトグッチのバイクが生産されています。 モトグッチの特徴と魅力とは? そんな歴史あるモトグッチの特徴と魅力とは、何なのでしょうか? やはり、その伝統を感じさせるモデルはこのメーカーならではの魅力です。 現在は少し小ぶりなレーサータイプのバイクも販売していますが、かつての名車の雰囲気を忠実に再現した非常に美しいバイクです。 またモトグッチの特徴の一つとして、高速での安定感があげられるでしょう。 スピードを出した状態でフルパンクコーナーリングを行ったとしても、非常にスムーズな感覚でやってのけることができます。